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賢い靴の選び方

image3「おしゃれは足元から」とよくいわれます。
デザイン重視で靴を選んでいるため足に負担がかかったり、靴が変形したりしていませんか?
真のオシャレさんは、自分の足に合った靴を使用目的に合わせて使い分けています!
自分に合った靴を選ぶためのチェックポイントをご紹介しましょう 。

靴選びのチェックポイント

靴選びのチェックポイント

  • つま先と靴の間に余裕はありますか?
  • 側面や上下から足が圧迫されていませんか?
  • 母趾と小趾の付け根の部分が靴にあたっていませんか?
  • 土踏まずは適度にフィットしていますか?
  • くるぶしに靴が触れていませんか?または、履き口が浅く脱げやすくありませんか?
  • 自分の踵と、靴のカーブがあっていますか?

種類別チェックポイント

レースシューズ(紐付き) スリッポン
パンプス サンダル
ブーツ

世代別チェックポイント

幼児靴 子供靴 高齢者靴

幼児靴


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子供靴


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高齢者靴


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レースシューズ(紐付き)

レースシューズは、内羽根式(バルモラル)と外羽根式(ブラッチャー)が代表的なものです。

いずれも履いたとき内外の羽根のはとめ穴が対称の位置にあって、紐が羽根の合わせ目に対しほぼ直角に並び斜めになっていないこと。
羽根の開き具合は、最上端の開きが1センチ以内で、外羽根の場合は羽根の前部がほぼ平行に開いていること。また、ベロが長過ぎて足首に当たらないかチェック。

スリッポン

スリッポンは、留め具が一切ないステップイン、甲を横切って細長いベルトが取り付けてあるローファー、ゴアというゴム糸を織り込んだ伸縮性のある生地を留め具に用いたものの3タイプに区別されます。

写真のスタイルはアッパーで足をしっかり保持しなければならない点がパンプスにやや似ています。
歩くとき靴の中で足が必要以上に動かず、強く当たる個所がないこと、踵がすっぽ抜けないことをチェック。

ローファーもほぼ同じですが、ベルトが足に対してちょうど良い位置に正しく取り付けられているか調べます。

ゴアシューズはゴアの足への当たり具合、密着度などをチェックしてください。

パンプス

パンプスは歩行のための道具というよりファッション商品ですから、フイッティングチェック以前に、まず足の形がその靴を履くのに適当か否かを判断することが先決です。

本人はみっともなさを自覚していないのかも知れませんが、寸法も形も合わない足に履かれて、原形をとどめないほどに変化してしまっているパンプスを街でよく見かけます。

パンプスのチェックポイントは、留め具も締め具もないカットの浅い靴ですので、靴の中で足がいかにしっかり止まるかの一点に絞られます。
静止のときと歩行のときの合い具合を判断するのが難しいタイプの靴ですから、経験豊富なシューフィッターに慎重にチェックしてもらってください。

サンダル

サンダルは靴合わせの最も難しいタイプの履物です。

チェックポイントは、アーチラインが隙間なくぴったり合っていること、爪先や踵が中底面からはみ出していないことの二つが基本です。

このほかに注意する点としては、土ふまず部からボールジョイント部へかけての幅が足に対して充分であること、爪先余裕は全体のバランスにもよりますが、5ミリぐらいあることなどです。

ブーツ

ブーツとは、トップラインがくるぶしよりも上にある靴の総称で、その高さによりアンクル、ショート、ハーフ、ハイ、ヒップなどに分類されます。

足部のチェックポイントはシューズとほとんど同じですが、問題は脚部で、いずれのタイプもくるぶしを内外側から軽く押さえて、ここをしっかり保持していること、また、ハーフ以上の丈のものでは筒の太さと形状が脚に対してゆる過ぎず、きつ過きず、よく合っていることが大切です。

膝下までのハイブーツでは膝を曲げたとき裏の内外に張り出す大腿の腱がトップラインに当たらないことなどを慎重にチェックします。

幼児靴の選び方

●幼児靴は可愛さだけで選ぶと危険

幼児靴、子供靴、老人靴など、発育と老化の段階で履く靴は大人の靴とはまったく違う内容のものが必要です。
生まれたばかりの赤ちゃんの足は左右の大きさの違いが極端で、片方は10センチなのに一方は8センチしかないといったことも珍しくありません。でも心配はまったく無用で、3か月から半年もすれば小さい方の足はぐんぐん大きくなって見た目では分からないほど差が少なくなります。
幼児の足をレントゲンで見ますと豆粒のように小さい骨が点在しているだけで、まだほとんどが軟骨です。
昔から「這えば立て、立てば歩めの親心」といわれるように、赤ちゃんが歩き出すのは両親にとって本当に待ち遠しいものですが、まだろくに立てもしない赤ちゃんを無理に歩かせるのは禁物です。
幼児の発育は個人差が大きく、とくに異常がなければ自力で立ち上がるようになると間もなく歩き始めますから、心配はいりません。
それまでは靴下、足カバーのたぐいは履かせない方が良く、最初に履かせる靴は足の保護だけが目的になります。

●大人の足とはプロポーションが違う

幼児の足の骨組みは、大人とはプロポーションが著しく異なり、二本足で直立したり歩いたりするには未発達な状態です。

このため、歩き方も大人とはまったく違い、踵を浮かせたまま爪先立ちに近い姿勢で、足の外側を着地させて、すり足で進むという非常に不安定なものです。

転ばないよう両脚を開いてヨチヨチと歩きますが、このような一直線上を歩けない、両脚を開いたままの歩き方を〈二足跡歩行〉と呼んでいます。

さらに、幼児は発汗が激しいため、足はいつもベタついていますし、皮膚がやわらかくて薄く弱いので、靴はこれらに対する配慮も大切です。

●幼児靴選びのチェックポイント
  • 幼児靴のなかには可愛く見せようとして、足首部から前方が短めのデザインが少なくない。これでは歩いているうちに脱げてしまうので、足が充分におさまるだけの長さが必要。
  • ちょっとした凹凸にもつまずき転ぴやすいので、靴の先端と床面との空きが大きくとってあること。
  • その歩きぶりから爪先部の外側が激しく傷むので、この部分を補強してあること。
  • 爪先の形は扇状に広がっていることが大切で、ここの幅が狭い靴は絶対に避けること。
  • ヒールは甲革の厚さほどもあれば良い。
  • ヒールカーブは不要。
  • くるぶしは低いのに足首の折れ曲がる位置は高く、くるぶしそのものも未発達なので、トップラインが足首よりも高いブーツが良い。
  • 吸放湿性にすぐれ、足になじみやすいソフトな革靴で、皮膚を痛めないように柔らかい革の裏が付いたもの。
  • 幼児はいっときもじっとしていないので、すばやく履かせたり、脱がせたりできる調節具(マジックテープ、ホック、ファスナー、紐など)の付いたもの。
●きゅうくつもダブダブもダメ

きゅうくつな靴は健全な発育を妨げるので、絶対ダメです。足が成長して靴が小さくなったら、どんどん買い替えることです。
一方、大が小を兼ねることもありません。歩き下手な幼児にとって、ダブダブな靴はたいへん危険です。趾先が靴の中で完全に自由に動かせて、しかも足によく合っているものを選びましょう。

子供靴の選び方

●大きくても未完成な子供の足

足は、先にも触れましたように幼児の頃は大部分が軟骨で、発達につれて次第にかたい骨に成長していきます。この過程を”化骨”といいますが、その進み方に個人差があり、早い人で14~16歳、遅い人でも18歳頃までには完成するといわれています。
足の形はこの時期に決まりますから、きつめの靴を履くと筋肉が圧迫され、骨の正しい成長を妨げたり関節がズレて骨組みがゆがんでしまったりします。

●小さくなった靴は直ちに処分

子供の足長の伸びは年齢と個人差により一定ではありませんが、一年におよそ10ミリ前後ですので、靴が小さくなっていないか定期的にチェックすることが大切です。
靴が小さくなったと思ったらまだ充分履ける状態でも、幼児靴と同様にストップして、直ちに上のサイズに履き替えさせることです。
また、履きぐせのついた靴を鞄や洋服などのように、弟や妹に”おさがり”で履かせることは禁物です。

●子供の足を良くするも悪くするも親の責任

子供は自分で靴を買うわけではありませんから、靴選びは親の責任ということになりますが、本人を連れていかず、親御さんがサイズだけで買ってくるのをよく見かけます。
こんなことはもってのほかで、子供の足に必ず履かせて慎重に選んでください。
子供の足の中身はまだ未完成ですから、靴である程度保護することが必要ですが、人間本来の発育を害するような過保護な靴はかえって弱くしてしまいます。

足の病気や障害の原因の多くは、成長期に合わない靴を履いていたためというのが欧米では定説です。

化骨完了前の子供の足の骨は未成熟なため、合わない靴を履くと正常な発育が阻害され、そのことが30年、40年後に足の障害として表面化してくるのです。

そこで問題になるのが、わが国の小・中・高校における指定靴、制定靴あるいは校内履きです。
これらの選択基準は子供の足の特徴や機能などとは全く関係なく、値段や耐久性などの親の都合と、子供の行動を統制しやすいよう紐靴を禁止するなど学校側の都合が優先されているのが実態です。

シューフィッターが、足の成長にとって最も大事な時期にこんな靴を履かされている子供がかわいそうだと学校側に訴えても、全然聞く耳を持たずです。
親も教師も行政も、靴についてほとんど無関心な我が国では、当分の間靴による足の病気、障害は減りそうもありませんが、最大の犠牲者が当の子供達であることに1日も早く目覚めて欲しいものです。

●子供の足の動きにフィットしたもの

子供靴は次の点に注意して選んでください。

  1. 爪先の狭いものは避けること。とくに小学校低学年のうちは、幼児靴と同様に先広がりのものが良い。
  2. 爪先の外側で歩く幼児の歩きぶりが残っているうちは、底からアッパーにかけてのこの部分が補強してあるもの。
  3. きつい靴はもちろんだが、ゆるい靴もいけない。靴が大きすぎると足が靴の中で必要以上に動いて疲れるだけでなく、機敏な動きに対応できず、事故につながるおそれがある。
  4. 子供は激しく汗をかくので、吸放湿性に優れた材料を使ったものが良い。
  5. 足に対する保護と鍛錬が必要なことから、底をはじめ全体がしっかりしたつくりの革靴と、運動時の足の動きに沿って変形しやすい運動靴の併用が望ましい。
  6. なるべくなら、くるぶしを包むブーツタイプで、紐などで調節の利く靴が良い。

高齢者靴の選び方

歳をとるにつれて老化現象は避けられず、とくに酷使される足は目に見えて弱ってきて、一般に老化は足からくるといわれます。歩き方も若い頃とは違って、見かけは幼児に似た点が多くなってきます。

その特徴を挙げてみると、以下の通りです。

  • 再び〈二足跡歩行〉になる
  • 足の外側ですり足で歩く
  • 足の大きさ分ぐらいしか足を踏み出せず、不安定になる
  • わずかな凸凹にもつまずき、転びやすい

あしの老化現象はさまざまですが、主なものは、

  • 青壮年期には135度もあった大腿骨上部の角度が次第に小さくなり、ときには90度近くにもなって両膝が合わなくなる
  • 同じ原因で、直立すると膝が痛むため膝を曲げて歩く
  • 筋肉が伸びにくくなり、縮む力だけが依然として強いため、足首の内側を通る向こうずねの筋肉が縮んで足が外側に傾く

などです。

●すぐ骨折する高齢者の足

骨粗鬆症が原因でちょっとしたことで骨折しやすくなり、机や椅子の角にぶつけたぐらいでも腰や大腿あるいはくるぶしの骨などにヒビが入ったり、折れたりします。
問題なのは、高齢者のあしの骨折はその障害だけにとどまらず、これがもとで寝たきりになってしまうおそれがあることです。
このため高齢者靴はまず転倒対策が第一で、ついで保温、軽量化などを考慮しなければなりません。
わが国では、とくにお年寄りのために設計された靴はほとんどつくられておらず、間に合わせにふつうの成人の靴を履かされているのが実状です。
したがって今のところはお店にあるものの中から、次のような点に気をつけながら適したものを選ぶほかはありません。

●転倒しない配慮のされた靴を選ぶ

  1. 底は柔らかい素材で屈曲性が良く、接地面積が広くて滑りにくい工夫がされていること。くるぶし上方の骨を保護し安定を良くするため、ブーツが望ましい。
  2. 趾先がおさまる部分はゆったりとしていて、決して締め付けていないこと。
  3. つまずかないように爪先は太く丸くて反っており、捨て寸(爪先部の余裕)が最小限であること。
  4. 足当たりの柔らかい素材で、つくりがしっかりしていること。
  5. ヒールは2~3センチほどの高さで、ヒールが引掛かってつまずかないよう底面が平らなウエッジ(くさび型)ヒールが良い。ふつうのヒールの場合は前面が斜めか丸くカットされていること。
  6. 汗や脂の分泌が少なくなり冷えやすくなるので、通気性よりも保温を重視する。とくに趾先の冷えはこたえるため、爪先部の保温を配慮したものが良い。
  7. 時間、距離とも、若い頃ほど歩かないので軽い靴が良い。
  8. うつ向いたり、しゃがんだりの心臓を圧迫する動作や、手先を使うことは苦手になってくるので、楽に脱ぎ履きできること。そのため調節具は操作の簡単なホック、マジックテープ、ファスナーなどが良い。なお、紐靴の場合は、結びやすいよう紐が比較的太く、紐を踏み付けて転ぶ恐れがあるので結び目が長く垂れない長さであること。
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